Köln マスターありがとう💕

2024年8月21日、富士市 Köln のマスター三改木道男さんが永眠されました。
とってもお世話になったケルン、こんな日が来るとは。。。。悲しすぎる8月でした。
Facebookに投稿した記事を、ここにも転記します。
こんなに素晴らしいライブハウスを作り、こんなにも素晴らしいミュージシャンを育て、たくさんの人に、ジャズに、愛されたマスターはいないのではないでしょうか。
日本のジャズ文化への貢献、その功績は表彰ものだと思います。
マスターありがとう💕

2012年の春から3年間、静岡県に住んでいました。初めてケルンに行ったのは2012年の5月で、3回目くらいまでは緊張しながら遊びに行ってた気がします。

地元のミュージシャンはみんな長い間ケルンに通っていて、私たちはなんなら通りすがりでたった3年しか静岡にいなかったのに、こんなにも心に残る幸せな時間をいただきました。

当時はジャズ歴15年くらいのときだったけど、いろんなしがらみから自分を解放することができず、正しくやらねばいけない、でも上手くできない、あれはやっちゃダメ、これはやっちゃダメ、それは間違い、、、なんて気持ちがとても強く、ぜんぜん自由になれないでいた頃でした。

ケルンに出会って、マスターとたえさんに出会って、とても心が解放されて、自分は自分でいて良いんだ!という気持ちにさせてもらえた、ケルンは私にとってそんな場所です。

3年間の静岡生活がなかったら、今みたいにジャズはやれていなかったかもしれない、と思うことがよくあります。

東京に引っ越してきてからも振り返ってみたら毎年ケルンには出かけていて、2012年から数えてもう12年も経っていたんだなぁと思いました。

こんなに早くマスターと会えなくなる日が来るなんて、少しも想像できなかった😭

連絡をもらった22日から、ずっと泣いて過ごしてました。

この土日も、静岡のストジャズのみんなの投稿を一日中追いかけながら、ずっと泣いてました。

たえさんが一番辛いのに、私が号泣してるなんて、ごめんなさい😣と思いながら、涙が止まりませんでした。

お通夜と告別式に参列させていただいて、マスターに会えて、最後にほっぺにタッチさせてもらって、それでもまだもう会えないなんて信じられない気持ちもあるし、いなくなっちゃった空虚感もあるし、心は不安定ですが、マスターに会いに行って、たえさんとお話しもできて、静岡のみんなにも会えて、あぁ、やっぱりこんなふうに愛に溢れた場所で愛に溢れた音楽に触れて生きていたいなぁと、思いました。

マスター本当にありがとうございました❣

たえさんいつも本当にありがとうございます❣

静岡に暮らせたこと、ケルンに出会えたこと、マスターとたえさんと出会たこと、愛溢れるジャズに出会たこと、静岡のみんなに出会えたこと、私の人生の宝物です💕

もういくら書いてもこの思いは表現できないなぁ。

さぁ私も音楽しよう😄

今度マスターと宇宙で会ったときには「おっ、尚ちゃん、成長したね!」って言ってもらえるように、また一緒にライブやってもらえるようにがんばります✨

感謝💕

投稿者: 坂野尚子

神奈川県相模原市出身。 自然と動物と音楽が大好き。 幼少のころ近所のお姉ちゃんが吹いていたフルートに憧れ、中学入学と同時に吹奏楽部に入部。一番人気のフルートパートを憧れだったお姉ちゃんのコネでゲット。しかし、中学時代はフルートよりもピッコロばかり吹いていた。以後高校大学社会人6年目くらいまで吹奏楽を続ける。特に高校時代にやったVincent Ludwig Persichettiの作品には多大なる影響を受けている(ような気がする。) 社会人一年目のころ、CDで Bobby Jaspar や Eric Dolphy の演奏を聞いたのがきっかけでジャズフルートに興味を持つようになる。そのころ友人のつながりでジャズフルート奏者の小島のり子さんと出会い、初めて生で聞くジャズフルートにかなりの衝撃を受ける。その後10年間ほど師事。また同時に飯田ジャズスクールにてアンサンブルとジャズ理論を学び、本格的にジャズに傾倒する。 日々勉強しながら東京、神奈川、大阪、静岡にてセッションやライブで経験を積む。現在は東京を中心に活動中。ジャズへの真摯なリスペクトが伝わるまっすぐな演奏、独自のアプローチによるインタープレイ、またフルートの奥深い音色には定評がある。 ライブはジャズを中心にブラジル音楽やポップス、ソウルミュージックのバンドにも参加。数々の実力派ミュージシャンとの共演。 近年ジャズフルートの指導も行っている。 2022年、ティートックレコーズより自身の1stアルバム「You Don’t Know What Love Is」をリリース。ギターの塩川俊彦氏との渾身の全編デュオ作品。JaZZ JAPAN誌、stereo誌に掲載。好評を得る。 自分らしさと歌心を大切にした演奏をいつも心がけています。ブログではライブインフォと普段の私を徒然に。。。

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